私が花粉症になったのは2005年の春、島根県から進学のために大阪に出てきて、大きく環境が変わった頃でした。

 慣れない環境に学業と就業の疲れが出たのか、軽い風邪のような症状から鼻炎が治らなくなり、その後花粉症と診断されました。

 当時は健康に関する知識もまったくなく、点鼻薬で和らげる生活を何年も続けた結果、鼻腔粘膜が肥大化、大きな鼻茸(ポリープ)が出来てしまい今に至ります。

鼻茸(鼻ポリープ)とは? 症状、原因、治療法について解説致します|アレルギーi
引用元:アレルギー-i 「鼻茸(鼻ポリープ)とは? ~症状、原因、治療法について~」

 結論から言うと、これら全てが悪手で、間違った方法(点鼻薬の常用)をしなければ花粉症や鼻炎に悩まされ続ける事はありませんでした。当時の自分へ語りかけるつもりで、花粉症や鼻炎との戦い方を記していきます。

薬の常用は絶対にしない

 点鼻薬はもちろん、花粉症用の飲み薬は全て対症療法薬です。使い続けても根本原因を抑えなければ絶対に完治しません。フェキソフェナジン塩酸塩のような安全で眠くならず・副作用が少ないと言われる(医師によっては常用しても問題ないとさえ言われる)お薬であっても、常用すべきではありません

 フェキソフェナジン塩酸塩の基本情報を調べてみても、副作用はゼロではありません。副作用を注意深く見てみると、特に肝機能が弱っている場合に起こり得る症状(肝機能障害 、 黄疸 、 AST上昇 、 ALT上昇 、 γ−GTP上昇 、 Al−P上昇 、 LDH上昇)が多くあります。常用を行うことで重篤な肝機能障害を誘引するリスクがあります。また副作用の一つに口渇(喉の乾き)があります。口腔内の乾燥は口腔環境の悪化、鼻腔~上咽頭での免疫機能を低下させ、花粉症と戦うための基礎体力を落とし、身体を慢性炎症へと導き症状が更に悪化する可能性があります。

 お薬の常用は負のスパイラルです。薬に頼らない身体を作り上げることが大切で、薬によって症状をキープするくらいなら、好調~不調が繰り返される自然な身体で居たほうがずっと健全です。

鼻うがいをする

 身体の第一免疫、細菌やウイルスなどの外敵に一番に晒されるのは口腔・鼻腔です。口呼吸が多い方は外敵に対してノーガードで生きているようなものですから、今すぐ鼻呼吸を習慣化して下さい。口呼吸予防には鼻呼吸テープが有効です。

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 そして本題の鼻うがいです。オススメはこのサイナスリンス一択です。他の鼻うがいも色々と試しましたが、サイナスリンス以外で正しく効果的に鼻うがいが出来る商品は(相性もあるかと思いますが)ありません。練習もいりません。一度で出来るようになります。

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 鼻中隔(左右の鼻を繋ぐ穴)も効果的に洗浄でき、乾燥しやすい冬場に慢性的に鼻血が出る方は、血の塊が排出されるかもしれません(私は毎日出てきます)。使用後は下を向くと洗浄液が垂れてきますので、就寝前がオススメ。寝ている間に自然に喉に流れていきます。

 鼻腔内の炎症がひどい方は、超高濃度マグネシウムを10滴ほど添加しましょう。抗炎症作用があるので、何日かすると鼻腔内の腫れが引いてきます。腫れが引いたなと思ったら添加をストップしてみて下さい。なお、めちゃくちゃ苦いです(にがりと同じ成分なので)。苦味が大丈夫な方は飲料水に5滴位入れて普段からマグネシウムを補給しても良いかもしれません。お腹がゆるくなるので飲み過ぎにはご注意を。

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アレルゲン物質を摂取しない

 人によってアレルギーは様々です。遅延型アレルギー検査(IgG/IgA抗体検査)を行うのが一番ですが、費用もそれなりに(数万円)かかります。なので、宝探し感覚で、以下の食品を完全に抜く!を2週間ずつ試してみて自分の体調を見てみましょう。

  • お米
  • 小麦
  • 乳製品
  • 砂糖

 は?お米抜くなんて無理だし!と思うかもしれません。また小麦や砂糖は様々な食材に使われているので完全に除去するのは難しいです。これはいわゆる「糖質制限食」にも似ています。ですが主食である米、小麦を抜く方法はたくさんあります。詳しくは糖質制限食で自分にあう方法を試して頂きたいです。なお、制限をしなくても良いチートの方法は後述します。

 炭水化物(糖質+食物繊維)の中でも糖質を制限すると、まず日中眠気が来なくなります。また少食でも満足し1日1~2食で事足りるようになります。お酒にも悪酔いしなくなりました。

 牛乳は牛の飲み物です。牛畜産業を潰すわけにはいかないので多くの事実は隠蔽され中々触れることが出来ませんが、日々の搾乳により炎症を起こした乳房から、牛乳には牛の血液が含まれています。アジア人の多くは乳糖不耐症です。多くのショッキングな告発内容もあります(英語。閲覧注意。)

 砂糖は依存性があり身体の健康を害します。1週間も糖質制限、砂糖を控える生活を続けると、驚くほど甘いもの・お菓子を欲しがらなくなる事に気づきます。糖質への中毒症状を抜け出すと、まるで砂糖は麻薬か何かのように感じます。たとえば食塩も食べすぎると体に悪いですが、どんなに塩辛いものが大好きでもスプーン1杯はしょっぱくて口にできないですよね?でも砂糖は出来るはずです。なぜなら、砂糖に対するブレーキが人間には存在しないからです。

 精製された砂糖や糖質(お米、小麦粉)や牛乳は本来人間にとって不自然なものです。人間本来の食事は食物繊維とタンパク質(肉・魚)です。人間の歯の形や腸の長さを考えれば明らかです。よく考えて下さい、これらの食品には大きな利権が絡んでいます生産者の生活もかかっています。真実が報道されないのは当たり前です。賢いものだけが事実を知り、こういった害のある食品から身を守っています。

準備が出来たら戦う

 食生活や鼻うがいなど基本的な生活習慣が出来るようになったら、戦闘態勢に打って出ます。花粉症や鼻炎はすでに身体が慢性炎症状態になっていることを意味します。症状は徐々に落ち着いてくるでしょうが、これら炎症を一気に叩いて行かなければなりません。順番を間違えてはいけません。まず普段の生活習慣、身体の準備が出来てから戦いましょう。

  • ビタミンCを摂取する(抗酸化能力の底上げ)
  • ビタミンDを摂取する(免疫機能の向上)
    • 個別に摂取するのが難しければマルチビタミンを飲んでも良いです。私は出張が多いのでこのマルチビタミン朝晩3錠ずつ飲んでいます。
  • 炎症を抑える(先述のフェキソフェナジン塩酸塩を服用します。常用はいけませんが、短期決戦には心強い効果効能があります。市販薬だと用量の割に割高のため個人輸入を行ないました。)
  • メトホルミンを使って糖質を排除する
    • 2型糖尿病患者向けの処方薬で国内では処方箋がなければ手に入らないので個人輸入を行ないます。糖質の吸収を抑えるため1ヶ月で3~4キロ程度の体重低下が起こり、初期はお腹を下しやすいです。
  • SGLT2阻害薬を使って糖質を排出する
    • こちらも2型糖尿病患者向けの処方薬です。糖質を尿中に排出するため排尿すると泡立ち甘い匂いがします。尿検査をするとかなりの糖質が尿中に含まれます。

※これらの方法はあくまで私個人の対処法です。基礎疾患のある方、特に肝臓に何らかの疾病を抱えている方は絶対に真似しないで下さい自己判断は避け、不安な場合は専門家の指示を仰いで下さい

 私はこの方法で花粉症の症状が消え慢性的な鼻炎も消失しました。飲酒時等鼻が詰まってしまう事はありますが、日常生活に支障がないレベルに解決しました。あとは折を見て鼻茸の切除手術を行う予定です。

 大学生の頃、この知識を知っていたら…最近特に健康に関しての知識は若くから身につけておきたかったと身にしみているので、ここに記します。